二神大輝(EIMEI予備校塾長)のブログ

【早く大人になりたい!】子どもたちがそう思える社会をつくることが夢。旅行、料理、写真など趣味についても書いていきます。

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ちょっとマニアックな話、好きなテンポは2拍3連です

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300日後にパパになる夫の日記

夏に産まれてくる子どものために日々葛藤する二神の日記を連続記事としてnoteのマガジンにまとめています。ぜひご覧ください!

二神大輝の公式note

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昔からピアノが弾ける人はかっこいいなと思っていました

 

高校に入学した時、川越東高校の小講堂で鳴り響く

 

漢の、漢による、漢にのための「ルパン三世のテーマ」

 

その音に魅了されて始めた吹奏楽

 

楽器はパートの雰囲気で決めた、トランペット

 

吹奏楽において華形のポジションです

 

3年生の文化祭まで続けました

 

 

 

 

 

大学生になったら、きっとスタバでバイトをして、ジャズピアノを始めるんだ

 

そう思っていました

 

現実はというと、

 

オーケストラ部に入ってホルンを始めていました

 

人生、思い通りに行かないのが面白いものです

 

 

 

そして

 

音楽というのはとても深くて

 

同じドレミでも、楽器によって音が違います

 

トランペットのドはB♭

 

ホルンのドはF

 

なんのこっちゃ

 

音感のない僕でも大パニック

 

でも、初心者だけど、負けん気だけはすごいんですよね・・・

 

3年生の秋には、1500人くらいのお客さんの前で

 

ソロパートを吹ききるくらいにはなっていました

 

チャイコフスキー交響曲第五番、第二楽章のあれです

 

 

 

 

プレイヤーとして、そして、部活の運営に関しても尽力したのを覚えています

 

高校の頃なんか、部長と幹部の決定にちゃちゃを入れてしかいなかったのに

 

大学では部長を任せてもらいました

 

もうね、未熟も未熟も

 

自分の未熟さがみじめで、情けなくて、何回泣いたことか、数え切れません

 

でも、楽しかったんですよね

 

目の前にある課題を乗り越えること

 

打ちのめされながらもがむしゃらに頑張ること

 

 

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恩師の高野先生と大学生の僕

 

 

 

 

 

高校はコンクールに向けて

 

でも

 

大学は定期演奏会に向けて

 

目指すものが違いました

 

結果を効果測定しづらい

 

ですから、

 

部員の意思統一が難しくて、何度も何度も揉めました

 

いかんせん部員は150人くらいいたので

 

 

 

 

そんなこんなに苦戦しながらも、結局、高校ー大学の7年間

 

音楽にのめり込んだんですよね

 

人生の中で自分という人間の土台は部活によってつくられたと言っても過言ではありません

 

もちろん、環境が変われば考え方も変わります

 

小ー中はスポーツ一筋だったところから、文化系の世界に脚を踏み入れたのです

 

そこで出会った人たちに感化されながら、

 

僕が最も喜びを感じられるものが2つあることに気がついたのです

 

 

 

それは

 

 

 

1,個人として成長して結果を出す喜び

 

2,チームとして1つのものをつくり上げる喜び

 

 

です。

 

 

 

 

 

 

基本的に協調性はないので笑、

 

高校時代はトランペットで、大学時代はホルンで

 

協奏曲やソロ曲を練習して実力をつける練習をしているときが一番テンションも上がるし、その時間こそがモチベーションの根源でした

 

そしてそれを発表して、認めてもらうことに飢えていたように思うのです

 

 

 

それと並行して、一緒に1つの曲をつくりあげていくことも最高に気持ちが良かったのです

 

言語化しづらいのですが、

 

和音がバッチリはまったとき

 

メロディーとハモリが一体になったとき

 

お互いもっとこうしようと言い合っているとき

 

録音した音を聴いて成長を実感できたとき

 

演奏会独特の高揚感

 

本番でのアイコンタクト

 

うまく演奏できなかったときに背中をつたうじっとりとした汗

 

総譜を読みながら和音を調べているとき

 

言語化しづらいとか言いながら、たくさん出てきましたね

 

 

 

とにかく、一人っ子で、ゲームにしても何にしても個人で何かをやることが多かった僕からすると

 

人と協力して何かをつくるという経験自体が新鮮だったんです

 

苦手だと思っていた、人と何かをすること、自分にもできるんだなーと知ることが出来たんですね

 

 

 

そして、先輩っ子だった僕も、先輩になります

 

基本的に後輩が好きなので

 

みんながどうやったら成長できるか、ずっと考えていました

 

これは、今もそうなんですが

 

この頃の自分が今の自分をつくっているのは確かですね

 

 

 

 

 

 

まあ色々あったわけですが

 

学生時代というのは、苦しくもあり、楽しくもありです

 

1つだけ確信をもって言えるのは

 

人は人の中でしか成長しない

 

という点です

 

 

 

 

だから、苦しくても、楽しくても

 

成長できる環境を選んでほしいなと、

 

後輩はもちろん、

 

今僕がもっている生徒たちにもそう伝えたいんです

 

 

 

 

 

 

さて、

 

いよいよ明日、大学の同期、コンサートマスターをしていた親友の結婚式があります

 

すごく、楽しみです^^