「慣れる」と「飽きる」
継続は力なり
という言葉があるが
最近になってようやくその言葉の「深み」のようなものに気が付いてきた
まず、新しく何かを始めるのに労力がいる
年は関係ないけど
頭の中がおっさんになっていればいるほど
腰が重く、初動までの時間がかかる
なぜなら、
知識や経験が増えれば増えるほど
失敗する可能性を考えてしまうからだ
そして
変化を嫌う、という人間本来の特性も相まって
新しいことに挑戦しづらくなる
では仮に、何かを始められたとする
でもそれを続けるとなるとなお難しい
モチベーションが上がっているうちは
体が、頭が、勝手に動いてくれるから
意志の力に頼らなくても続く
それが「慣れる」ようになって
やがて「飽きる」ようになる
すると
1%だけ手を抜く
手を抜くと、手を抜いても大丈夫なことに気がつく
それが崩壊の始まり
「なんとかなった」という経験が
「甘え」として、根深く、自分の体に染み付いてしまう
そのうち
毎日続いていたことが、2日おきに
2日おきに続いていたことが、1週間おきに
1週間おきが、3週間おきに
………
……
…
継続のコツは?
継続していきたいことは
習慣にすることができたらあとは勝手に続く
習慣とは
無意識でもやってしまうこと
やらないと気持ちが悪いこと
例えば、
朝の洗顔
食後の洗顔
就寝前の洗顔
いやそんなに洗顔しないか
犬の散歩とか、寝る前の歯磨きとか
人によって色々あると思う
結論
新しく継続したいことは
既存の習慣に併せちゃえ!
続ける習慣を0から1にするのは難しい
だから、すでにある1にくっつければいい
例えば、勉強したい人で
学生なら、登校中に英単語を読む
社会人なら、通勤中にオーディオブックを聴く
とかね
うまくいかなくても大丈夫
三日坊主でも大丈夫
またはじめて、続くまで何度もチャレンジすればいいだけさ!
最後に
羽生善治さんの大好きな言葉を。
なにかに挑戦したら確実に報われるのであれば、誰でも必ず挑戦するだろう。
報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続しているのは非常に大変なことであり、
私は、それこそが才能だと思っている。