エイメイのふじみ野校舎で授業を持っていた時
色んな仕事を通して学んだことの一つが
自分のやるべきことを
自分で最後までやり抜く
ということだ
別に誰に何かを言われたわけではなく
キムを筆頭にそういった姿勢だったように思う
だから任された仕事や
自分でつくった仕事に関して
「これは自分が最後の砦なんだから、甘えずにやり切らないと」
という意識が刷り込まれていった
だからおれもそういうスタンスで校舎を運営しているし
先生たちがそういう経験ができるように
様々な仕組みをつくってきた
「これお願いできません?」
と頼まれても
自分でできることなら、普通に断る
大きなイエス(先生たちの成長)をとるために
小さなノーは全然言う
その瞬間は「優しくない」と思われても
それが本質的な優しさだとおれは思っている
これは生徒に対しても同じ
先生はイエスマンではいけない
ダメなものを見極めて、明確にノーを言えるか
厳しさも、優しさ
今はそういう大人が減ってるから
おれはおれがどう振る舞いたいかではなく
どう振る舞うべきかで自分の言動を決めている
それはすなわち
耳が痛いこと、言ったら嫌われるかもしれない厳しい話を
しかるべき時に明言する、ということだ
これは勇気が必要なことだから
おれも自分を奮い立たせている
自分の感情を優先しない訓練は
毎日の小さな選択の中にある