二神大輝(EIMEI予備校塾長)のブログ

【早く大人になりたい!】子どもたちがそう思える社会をつくることが夢。旅行、料理、写真など趣味についても書いていきます。

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地元というもの

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300日後にパパになる夫の日記

夏に産まれてくる子どものために日々葛藤する二神の日記を連続記事としてnoteのマガジンにまとめています。ぜひご覧ください!

二神大輝の公式note

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正直言って

 

おれは地元というもの

 

というか

 

「地元感」みたいなものが嫌いだった

 

 

 

 

 

地元で働くって

 

なんとなく

 

狭い世界にいる感じがしたし

 

マイルドヤンキーが集まってる雰囲気も嫌いで

 

一刻も早く「外」に出たいと

 

中高生の時は思っていた

 

いや、大学生になってからもそうか

 

大人になってからも

 

その偏見はずっとあったと思う

 

 

 

 

 

だから地元の友だちはごく一部を除いて

 

ほぼ関わりがない

 

今でも

 

 

 

 

 

 

 

ただ

 

今こうして地元で働くようになって

 

いかにこの了見が狭いか

 

よくわかる

 

間違っていると

 

堂々と自己否定できる

 

そして

 

地元とか、地元以外とか

 

そんなのただの幻想に過ぎないと

 

そう思う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この、働く場所の選択は

 

就活時に顕著に意識することになる

 

自分の場合

 

とにかく地元から遠くへ

 

都心でも、それ以外でも

 

がむしゃらに働ける場所へ

 

と考えていた

 

 

それは「何者かにならなくては」という

 

何かに駆り立てられる焦りから来ていたのは

 

言うまでもない

 

嫌いな「地元」から距離を置くために

 

遠い存在にならなくてはいけない

 

そう思っていた

 

 

 

 

 

 

 

ただ

 

この会社や地域において

 

「何者か」になった今

 

そんな幻想としての外圧に

 

何の意味もなかったと思う

 

 

 

 

 

 

最も大事なものは

 

自分を求めてくれる場所があるか

 

能力を開発する余白、伸ばす環境があるか

 

努力することが当たり前の人がいるか

 

ただそれだけだ

 

そういう意味で

 

今こうして

 

地元で働いていることは

 

間違いなく

 

人生の正解だったと言える

 

というか

 

正解にしてきた気はする

 

 

 

 

 

 

 

 

だって

 

地元で働きながら

 

地元で働いているって意識は

 

抱くことがほとんどなかった

 

そんな幻想にとらわれる暇もないくらい

 

目の前の仕事に熱中してきたと

 

立ち止まって振り返ると

 

そう思う

 

 

 

 

 

 

 

正直言うと

 

今でも「地元感」は嫌いだ

 

ただ

 

その「地元感」が指すものが何かはわからない

 

それでもなお

 

この居心地の良い地元で

 

幸せに生活をしているのはまぎれもない事実であり

 

これからもこの地域のために仕事をしていくのだ