トイレをきれいに使いたいと思う
心理的に要因について考えた
というのも
すごくきれいなカフェなのに
トイレがきれいに使われていない
という光景を目にしたからだ
汚いトイレの典型といえば
公衆トイレ
駅のトイレ
がまず思い浮かぶ
不特定多数が利用することはもちろん
自分にとって大切な場所という認識が遠い場所ほど
大切に扱おうとする心理が働きづらくなる
鶴瀬校舎のトイレを考えると
何故かとてもきれいに使われている
不思議なことに
粗相を見たことがほとんどない
なぜか
おそらく理由は5つ
①校舎が土足禁止である
②日常的に使う場所である
③トイレが常に清潔である
④広さの関係上座って致す人が多い
⑤高校生以上しか使わない
私見では
①②がポイントで
きれいに使わないと自分にも被害が及ぶ可能性がある
かつ
日常的に勉強するテリトリーはきれいに使いたい
という二つの心理作用が働くことによって
無意識にきれいに使おうとすると考察した
一部図らずこうなっているけれど
人の無意識に働きかける行動心理学の理論に
アフォーダンス理論というものがある
校舎がきれいに保たれるために
きれいにしたくなる仕組みを
考えて設置することが大切だ
予備校校舎がいつも静かなのも
実は開校時の1ヶ月間にそうなるように仕組みを作ったからに他ならず
空間作り、空気作りをするためには
きちんと法則があることを学んだ
元任天堂の企画開発者の玉樹さんが書かれた
ついやってしまう体験の作り方
陸上の為末選手がオススメしていた
新版アフォーダンス
この2冊から着想を得ている
日常の、なぜ?の裏側には
たくさんの原因が隠れていて
それを解明していくために
本を読んでいる
合点がいくと気持ちが良いし
それを転用させることで
知識が誰かの役に立つものになるからね
学びや、学びを通して得られた知見は
人のために使ってこそ
初めてそこに価値が生まれる
そういう思いで日々勉強を続けていきたい