怒りっぽい人は信頼されにくい
怒りをコントロールできない人は自制心がないため、周りの人は攻撃を受ける可能性を恐れて信頼しなくなってしまう
という研究データがあると聞きます
なぜ人は怒りをコントロール出来ないのか
分析していきます
"怒り"へのプロセス
人それぞれ怒りが生まれるきっかけは違います
しかし、何かしらの刺激に対して内側から怒りが生まれる
これは共通していますね、
では、そのプロセスに注目すれば、共通の解決策が見えてくるかもしれない
そう仮説を立てました
ステップ①見る・聞く
怒りの根源は
何かを見たり、聞いたりした時ではないでしょうか
部下の失敗、友人の失態、人からの誹謗中傷のような外部要因
または
自分の醜態、思うようにいかない停滞感、のような内部要因
それに触れて、反応してしまうことが怒りの始まりでふ
実はこの刺激と反応の間には
空間が存在している
怒っていたことも、
美味しいご飯を食べたら忘れる
楽しいゲームに熱中していたら忘れる
友だちとお喋りしていたら忘れる
そう、反射的に起きていた怒りも
その空間を意識したり
物理的に空間をつくることで
実はコントロールすることができます
ステップ②ストーリーをつくる・感じる
何かの出来事を見たり聞いたりした後
それに怒るか、そうでないかは選択できます
ですが
多くの人は無意識に怒りを選択します
なぜでしょう??
それは、
自分の都合の良いストーリーを頭の中で作って、相手をそこに当てはめてしまうからです
例えばこのように
友人のAくんが食事に無断で遅刻してきた
Aくんは自分を軽んじている
大事な時間を返してほしい
イライラする
のようなこと、ありませんか?
本当はAくんには事情があったかもしれない
後々話したら納得できるかもしれない
でも、自分に取ってAくんは悪者でないと
感情と事実の辻褄が合わなくなってしまう
だから、怒るんです
こういった、自身の中に矛盾を抱えている状態を認知的不協和と言うそうですね
ステップ③行動する
最初から良いものや悪いものなど存在しない
善悪は私達の思考によって作られる
これはシェークスピアの有名な言葉です
ステップ②で自分の感情をなだめることができたら
アンガーマネジメントも一歩前進
しかし
湧いた怒りを行動に移してしまったらもう引き返せません
だから、それまでに何とか食い止める必要があります
方法論に関しては、また後ほど