二神大輝(EIMEI予備校塾長)のブログ

【早く大人になりたい!】子どもたちがそう思える社会をつくることが夢。旅行、料理、写真など趣味についても書いていきます。

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厄落とし

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300日後にパパになる夫の日記

夏に産まれてくる子どものために日々葛藤する二神の日記を連続記事としてnoteのマガジンにまとめています。ぜひご覧ください!

二神大輝の公式note

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年末だから

 

厄落としとして

 

おれの頭の中にずっと残る

 

強いしこりを書き留める

 

 

 

 

 

 

新卒で就職した先の上司がそれはもうパワハラの権化で

 

一年で本部の人間が悉く辞めた

 

産休とかもあったけれど

 

半分くらいがいなくなった

 

おれもその一人

 

事件をあげ出したらきりがない

 

 

 

 

 

自分はストレス耐性があるし

 

怒りはモチベに変えられるからよいが

 

どうしても苦しかったのは

 

立場の弱い人の糸切れる瞬間だった

 

 

 

 

人手不足から、事務職だった人(当時35くらいだったと思う)が教壇に立つことになった

 

とても集団授業をするタイプではない

 

静かな男性だった

 

家庭ももっていた

 

ユーモアのある人で

 

本部に人がいない時は冗談も話していた

 

でも

 

上司がいると、全く話さない

 

その状況の歪さに、入職してから半年ほどして気がついた

 

 

 

 

 

その人は

 

事務ではなく教務でもって給料分しっかり働けと言われ

 

模擬授業を受けるようになった

 

激詰めされ、嫌味を言われていた

 

誰も手を差し伸べない

 

そして

 

数日後

 

急に会社に来なくなった

 

「○○はもう辞めたから」

 

作業時にさらっと報告があり

 

隣の本部からヘルプが来た

 

もうだめだと思った

 

 

 

 

 

 

 

当時の恐怖は今でも身体に染み付いている

 

怖すぎて、本部合同の模擬授業で意識を飛ばしたこともある

 

ぶっ倒れて

 

前歯にヒビが入った

 

今でも残ってる

 

人は恐怖で脳みそがいっぱいになると

 

思考が止まるのを知った

 

身体が硬直するのを知った

 

一年目、かつ

 

見知らぬ地で一人暮らしをする自分には

 

これが会社員になることなのか

 

これが働くということなのかと錯覚していた

 

今思うと

 

世間知らずだったな

 

 

 

 

 

 

 

 

そして今

 

その上司と、当時のおれの同期が

 

20歳差の結婚したと聞いた

 

会社を辞めて

 

2人で事業をしているそう

 

それは構わない

 

人には人の人生がある

 

 

当時の振る舞いについて

 

「本部長を演じていた」

 

と耳にした

 

 

 

 

 

 

そうか

 

演技なら

 

あれだけ人を貶めて良いのか?

 

 

腹の中がどす黒い気持ちになった

 

眼球の血管が切れたのではと思うほど

 

目の奥、頭の中が熱くなった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きっとまだ、許せていない自分がいる

 

けど

 

その分おれは

 

身の回りの人が幸せになるよう

 

精一杯努めようと思った

 

 

 

 

 

 

EIMEIに関わる人が

 

一人でも多く幸せになるよう

 

精一杯生きる

 

それが

 

その人を許せていない自分を許すことになる

 

あの一年間を忘れることにもなるからだ

 

 

 

 

 

 

これからも

 

怒りの薪がなくなるまで

 

心の火を青く燃やし

 

穏やかに

 

静かに

 

淡々と

 

教育一本で突き進む

 

2024年も変わらず、前に