二神大輝(EIMEI予備校塾長)のブログ

【早く大人になりたい!】子どもたちがそう思える社会をつくることが夢。旅行、料理、写真など趣味についても書いていきます。

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そんな時期もあった

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300日後にパパになる夫の日記

夏に産まれてくる子どものために日々葛藤する二神の日記を連続記事としてnoteのマガジンにまとめています。ぜひご覧ください!

二神大輝の公式note

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正月

 

実家に行って母と話をした

 

仕事の話をするといつも

 

エイメイで働くことができてよかったねと言われる

 

うん、こんなに良い労働環境はないと思う

 

 

 

 

社会人一年目

 

某予備校で働いていたことを振り返って母が

 

あんたこのままだと自殺するんじゃないかと思っていたと話をこぼした

 

ああ、そんな風に思われていたのかとハッとした

 

その会社がどうとかそういう話ではなく

 

社会人一年目の自分は

 

とにかく視野が狭くて

 

この一年で大出世しなければ

 

この一年で大活躍しなければ

 

この一年で誰よりも評価されなければ

 

 

とんでもなく躍起になっていた

 

それ故に、空回りすることも多く

 

自分で自分の首を絞めていた

 

なんというか

 

毎日目を血走らせて

 

ギラギラしていて

 

一番、一番、一番

 

とエンジンをフルスロットルでふかし続ける一年で

 

器用にカーブできないものだから

 

壁にぶつかっては、修正

 

壁にぶつかっては、修正

 

壁にぶつかっては、修正

 

の日々だった

 

 

 

 

 

気づいた頃には心がすり減っていたのだと思う

 

ただ

 

そのすり減った心を埋めてくれるのは結果だけで

 

担当の生徒の満足度を上げて、成績を上げて

 

-100%から100%の計200%で評価される

 

シビアな生徒アンケートで

 

しっかり結果を出さなければ

 

なんてことばかりを考える日々だった

 

目的と手段が、ズレてますよね

 

 

 

 

生徒と顔を合わせる時間だけは

 

明るくてテンションが高くて面白い

 

"二神先生" だった

 

今でも

 

当時の生徒から連絡をもらうことがある

 

それは

 

授業の間だけは

 

自分でいられたからなのかなとも思う

 

 

 

 

 

正直いうと、

 

めちゃくちゃ苦しかった

 

入社して数ヶ月後には翌年留学に行くと一人で心に決めて

 

当時の彼女に罵倒された上フラれてしまったくらいだ

 

 

職場での日々は

 

もう何年も前のことなのに

 

未だに消えない恐怖もある

 

アドラー心理学ではトラウマはないと謳われているけれど

 

おれの中にある当時の傷の中には

 

まだ癒えていないものもある

 

 

 

 

だからこそ

 

EIMEI予備校の文化を創っている今

 

自分を含めた何人もが受けた苦しみを

 

繰り返さない組織をつくる

 

これが原動力になっている

 

 

 

 

 

一緒に働く仲間を大切にする組織でありたい

 

どんなに大きくなっても

 

 

 

 

おれの性格上

 

もっとこうあって欲しい

 

という事象を反面教師にして

 

自分のエンジンを蒸すことが多くある

 

今、一生懸命仕事をしているのもそれだ

 

これは

 

自分が辿ってきた道よりも

 

もっと良い道を開拓して後世に残す

 

という信条に基づいている

 

おれが背負った苦しみは、おれで終わらせる

 

おれが受けた恩恵は、もっと大きくして後世に送る

 

そういうバトンを送る(贈る)ことに

 

大きな意義を感じているからだ

 

 

 

 

そんなことを思いながら

 

今日もカフェで仕事をしている

 

仕事をしてしまう

 

 

 

 

本当に、ここで働けていることが幸せだと

 

心の底から思う

 

それもこれも

 

過去の選択の積み重ねの結果だ

 

今この瞬間も

 

より良い選択をし続けられるようにしたい

 

 

 

 

 

生きていればつらいこともたくさんある

 

けれど

 

数年後には、きっと笑っていられる

 

だから

 

時には逃げたっていい

 

肩の力を抜いて

 

ゆっくり呼吸をして

 

またゼロから始めたっていい

 

 

 

おれにもしんどい時期があったから、たぶん、しんどい人の気持ちがわかるはず

 

そういう人に寄り添える人でい続けたい

 

 

 

 

 

ふーーーーーー

 

明日からの授業も

 

思い切り、やり抜いていこう