◆10月7日(金)ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学
今日はダウンタウンから少し離れた場所にある言わずと知れた世界のトップ校、ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学を見に行きます。が、その前にユーマスボストン(大学)に向かいます。
ユーマスボストン(University of Massachusetts Boston)にはジョン・F・ケネディ図書館/博物館(John F. Kennedy Presidential Library and Museum)という故・ケネディ元大統領にまつわる品々や動画を公開している博物館があります。ケネディ大統領に特別興味があるわけでもなかったのですが、日本に関する資料もある気がして好奇心で向かいました。
入場料は$14。中に入るとまず小さいシアターで20分ほどの動画を見るところから始まります。ケネディの半生について動画と本人の肉声(ナレーション)によって紹介されるというものです。見た目もハンサムですしただ勤勉なだけの人じゃないだろうと思ってましたが結構ウェイな感じでした。後で調べたら、本来はハーバードに行ける学力なんてなかったけど父親の尽力で入学でき、さらに成績はいつも落第ギリギリだったとか。
シアターを抜けると様々な展示物やスクリーン映像が。
大統領に就任した際の日本からの贈り物があったのですが
「祝大統領就任」って字、
下手くそじゃないですか。
お祝いの公的文書とは思えない。これが飾られてアメリカ人に見られていると思うとなんだか恥ずかしいですね。
一時間ほど見て回り博物館を後にしました。一番印象的だったのが、第二次世界大戦終戦後のワシントンを映す映像です。人々が集まって歓声を上げ、喜んでいました。日本側から見た歴史しか学んでこなかったのでなかなかショッキングでした。
博物館自体アメリカの歴史についてある程度予備知識がないとわからないものが多かったので、勉強しなおしてまた来たいですね。
さて次は誰もが知る一流大学、ハーバード大学(Harvard University)に向かいます。
入口の門
日本の大学のように出入りは自由。しかし大学として仕切られているというより、街の一画になっていて中を散歩している家族連れもちらほら見うけられました。
中のハーバードヤードでは芝生に座って遅めのお昼を食べる人たちがいてアメリカを感じました。のどかでいいですね。近くにあるジョン・ハーバードの像に行くと観光客の人だかりが
この人はハーバード大学を作ったジョン・ハーバード本人ではないという話は有名。
この像の左脚先を触ると幸運が訪れるとか。触られすぎて
金色に剥げています。
学生による無料のツアーも組まれているので、時間に合わせて行くと参加できます。学生用の寮の地下にある食堂がハリーポッターにも登場したとかで見に行きたかったのですが、残念ながら学生用。図書館やメモリアルホールをサラッと見て次はマサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology)に向かいます。
前衛的なアート
マサチューセッツ工科大学は理系の最高峰の大学。ハーバードとはキャンパスの雰囲気も全然違い、幾何学的というか、どこか無機質な感じがかっこいい大学でした。こちらも街の一部になっているのですが建物が点在しておりどこを見ればいいのやら。建物に入るとラボがあって研究をしている学生がガラス越しに見えます。洒落てるオブジェがいくつかあったので紹介します。
車から大量のツル
謎のピンボール
2=too 4=for
ツルのシャワー
こちらも一時間ほど見て回りました。大学はあくまで大学なのでこれといって面白いものはありませんが時間があれば一度行ってみるのもいいかもしれません。
その後、まだ5時くらいと時間があったのでもう一度ボストン美術館にいって帰りました。明日はボストン最終日なのでロブスターを食べてニューヨークに向かいます。
それでは今日はこの辺で。
ボストン2日目はこちら:
追記:ボストン4日目はこちら