はじめに伝えたいのは
大学は面白いということだ
もし、大学が面白くないのなら
それはまだ面白さに気づけてないだけに過ぎない
大学の講義というのは
学部の授業の他に、他学部や共通科目、語学など
様々なものがある
自分で学ぼうと思うと何冊も本を読まなくてはいけなかったり
何年も継続しないと得られない知見だったり
そういったものが簡単に手に入る
大教室であれば潜り込んでもバレないし
取得していない講義であっても
受講は可能だ
どうせ学ぶなら、授業料以上のものを学ぶ
そういうつもりで在籍した方が良い
大学で学ぶと決めたなら
学び切るのが良い活用術だ
教授や講師には
その大学在籍の人と、客員の人がいる
A大学にいながら、B大学の教授の講義を受けられたりする
だから
大学に入って履修を組む際には
シラバスをじっくり読み込んで
面白そうなものを選ぶと良い
今でも覚えているのが
星山先生という客員教授の方がもつ
障がい児教育論という講義だった
今でこそよく聞く発達障害等を学ぶ内容で
毎授業、目から鱗だったのが懐かしい
その教授に惚れ込んで
シンポジウムや講演会に足を運んで勉強していた
誰かに言われたわけではない
ただ、よいしょっと人より踏み込もうとしただけ
他にも
福知山線脱線事故をとりあげた生命倫理に関する授業や
中世ヨーロッパの文学や文学を扱う授業
映画の背景を分析、考察する授業
心理と人体構造の関係性を紐解く授業
数えきれないくらい面白いものがあった
大学の授業というのは
選択して学べる余白があるからこそ
良いと思ったものを積極的にとって
能動的に学んでいくのが
楽しみ方として良いのではないか
これから大学を選択し、進んでいく君には
どうか思い切り大学生活を楽しんで欲しい
学ぶことの面白さに気づいて欲しい
つまらなそうに通う大学生にはならないで欲しい
そう、切に願う