コンテクストというのは、簡単に言うと文脈です
同じ「ありがとう」でも
シチュエーションや言い方によっては
感謝以外の使われ方もしますよね
つまり
コミュニケーションにおける言葉であるコンテンツは
その背景であるコンテクストを読まないと、正しく受け取れないことがありますよ
というお話です
ここで、ラーメン屋のとある写真を見せます
何か違和感を感じますか?
どうでしょう?
つけめん用の割りスープです
下にはJapanese soup stockと書いてあります
はい、まさにこの英訳が
コンテクストをガン無視した不親切な訳である
と言いたいのです
この英語は直訳すると
日本のだし
です
日本のだして、、、笑
つけ麺のスープに割りスープを入れて飲む
という文化を知っている前提の表記です
これで割りスープの用途が伝わりますか?
ここで大事なコンテクストは
つけ麺を食べ終わった後に
このスープでつけ汁を割ることで
スープとしても楽しめますよ
というメッセージです
僕なら
You can enjoy your soup with this soup stock after you finish having ramen:-)
と書きますね
ここでコミュニケーションの大事なポイントが見えてきます
文字
音声
動画
思いを伝える方法は数多くありますが、
受け取る側に伝わるものでなければ意味がありません
伝えると伝わるの間には大きな溝があるということですね
とても考えさせられました
現場(?)からは以上です