こんにちは。
さて今日は僕が好きで続けていることの分析について。
出来ることなら好きなことや楽しいことだけ過ごしたいと思いませんか。
「宝くじで3億円当たったらどうするか」なんてたまに想像しますが、もし本当に当たったら世界中を旅すると思います。でもきっと英語の勉強は止めないだろうし、もしかしたらスペイン語やドイツ語あたりも勉強し始めるかもしれません。
僕にとって言語の勉強は苦じゃないんだと、つい最近になって気づきました。違う国の人と話して知らない文化に触れることが僕にとっての「楽しさ」だからかもしれません。
好きなことや楽しいことは堅い意志がなくとも続けられます。僕には一体どれだけ好きで続けていることがあるんだろうと疑問に思ったので振り返ってみました。自分を知るその先に何か得られるものがあることを期待します。
◆英語
世代的に中学生になってから勉強し始めました。中学生のときは得意だったし、高校生のときもまあまあ得点源で、大学では勉強らしい勉強はしなかったけど英語文学専攻だったから本をちらほら読んだり読まなかったりでした。とはいえ、英語の勉強は好きだったけど楽しくなかったです。僕も普通の学生だったし、日常で使う機会なんてなかったので。でも、海外で「話す手段」として英語を勉強するのは日本それとは全然違って楽しく、これが本来あるべき勉強へのモチベーションなんだと思いました。僕がもし高校生に戻れるなら絶対留学しますし、留学に少しでも興味がある学生がいたら夏休みの一ヵ月、または短期の三ヵ月だけでも行くことを勧めます。
中学生に「英語はテストのための科目じゃなくてコミュニケーションの手段だ」と口すっぱく言ってきましたが、やっぱり言語は使ってなんぼです。クラマーやリーディングの問題を解くことばかりやっていると「完璧じゃないといけない」と脳みそがカチカチになって実際に使うことが躊躇われてしまいます。間違ってもいいから自分の言葉として英語を使う訓練をできるだけ早い段階ですることが大切です。
教師の職を続ける限り英語の勉強はずっとつきまとうので、この先何十年と学び続けることになるでしょう。2020年のオリンピックを機に日本を訪れる外国人や移民がぐっと増えると思うので、日本でも外国の友人がつくりやすくなるはずです。Meet upなどを活用して言葉を教え合えるバディーができたら最高ですね。いい時代になりました。
◆絵
物心がつく前の小さいころ、祖母が入院していたこともあって病院に行く機会が多くありました。母いわく走り回ったり騒ぐ子供じゃなく、イスにちょこんと座って絵ばかり描いていたそうです。紙一枚とえんぴつ一本さえあれば黙っている手のかからない子供だったというのは我ながらよくできた幼少期だと思います。
小学生のころはポケモンやドラクエなど好きなキャラクターの模写ばかりしていたのを今でも覚えています。中学生になると漫画家になるのも面白そうだなと思って、友人と英語の教科書に出てくるUncle Georgeを題材に漫画を描いたりしていました。
ちょっとマリオっぽいコイツ(左)。
漫画の内容は、YUKIちゃん(右)を生き返らせるために世界中に散らばった100種類のジャムを集めるべくGeorgeが旅をする話でした。まずジャムを集めるとなんでYUKIちゃんが生き返るの??って話だし、仮にドラゴンボールみたいに願いをなんでも叶えられるとしても100種類は酷すぎるし、Georgeのこの服のセンスはなんなんだ、とツッコミどころの宝石箱です。でもめちゃくちゃ楽しかったのを覚えています。たしか20話くらいで飽きて打ち切りにしました。
高校生になると美大(油絵専攻)に行きたくなって東京芸大・武蔵野美大・多摩美大を視野に入れ高校の進路指導の先生に相談し始めました。とはいえ時期が時期(高3の8月くらい)だったので結局美大受験をやめて普通に大学進学をしちゃったんですよね。後悔は一切していませんが美大に行ったら行ったでまた違った人生の面白さがあったかもしれません。
今でもたまに絵を描きますが、好きなことは趣味に留めておくくらいがちょうどいいと思うようになったので当時の選択は間違いじゃなかったと思います。
◆音楽
小さいころから車の中で親がかける音楽が好きで、小学生の高学年くらいでMD(懐かしい響き)プレイヤーを買ってもらい、中学生でipod classicを買ってもらい(今でも使ってる)、高校生からトランペットを、大学生からホルンを始めました。思い返すと僕の周りにはいつも音楽があって、音楽はもはや生活の一部となっていることに気づかされます。
ジャンルは好き嫌いしない雑食なので、ロック、J‐POP、ヒップホップ、フォーク、パンク、ジャズ、クラシック、となんでも聴きます。
Youtubeでサーフィンしながらインディーズバンドに聴いて目をつけておいてメジャーデビューしてから「おれインディーズの時から目つけてたぜ」ってドヤるの楽しいですよね。ゲスの極み乙女、flumpool、KANA-BOON、阿部真央あたりは世間で有名になる前から好きでした。
僕は大体どの時期もハマってるアーティストとかアルバムがあって同じ曲を延々とリピートするクセがあります。久々にその曲を聴くと、面白いことに、その当時の情景とか感情が鮮明にフラッシュバックします。先日ラジオで平井堅の『STRAWBERRY SEX』を聴いたとき、昔これを初めて聴いて「SEXって何??STRAWBERRY SIXで6個のいちごの歌じゃないの???」と親に尋ねたのを思い出して死にたくなりました。このケースは感情があとからついてきた稀なパターンですね。
◆ファン歴
ファン歴が長いものがいくつかあります。
かれこれ10年以上ファンです。僕の中で一番好きなアーティストとして不動の地位を築いているのですが、どの曲もたぶん2000回以上聴いてるので、ギター、ベース、ドラムを単体で聴いてもどの曲かわかると思います。
②中村佑介
イラストレイターです。きっと絵を見れば「あーこの絵の人ね」となると思います。アジカンのジャケットを手掛けている方。色使いのセンスと一定の線で描かれた均一性がたまらないです。
③ガッキー
中学生の時から好きです。美人な女優さんはいっぱいいますし次々と新しい人出てきますが、正直今でも「ガッキーが一番っしょ!」と思ってます。高校生のとき月300円のファンクラブ入ってた話をすると大体引かれます。
◆カメラ
高3くらいから写真を撮るのが好きになりました。とはいえ当時はデジカメなんて持っていませんでしたし、携帯のカメラの画質はまだ悪かったので親のカメラを貸してもらっていました。大学生になって誕生日に親戚からそこそこいいカメラ(たしかNIKONのCoolpix)を買ってもらってから本格的に好きになったのを覚えています。とはいえ、子供の頃ゲームを買っても説明書を読まなかった僕は、カメラについても説明書や本を読んで構造や原理を勉強するでもなく、とにかく実践あるのみで写真を撮りまくってました。
今となってよかったと思うのが、写真を撮りまくって自分で良い構図を考えたおかげで、カメラ雑誌にあるどのモデル構図もすでに大体自分で試したことがあったことです。いい写真を撮るためのスキルはある程度センスで補完できるとなめてましたが、今後はもっといい写真が撮れるようにちゃんと勉強しようと思います。一眼も買っちゃいましたし。
今どきInstagramやらprismaやら画像を簡単にきれいに編集できるアプリがありますが、一眼で撮った写真は編集しないのが僕の(無駄な)ポリシーです。なのでまずはシャッターを切るその場で露出度や色合いをマニュアル調節して撮れるようになる必要があると思っています。景色や星をきれいに撮りたいので、とりあえず三脚と広角レンズがほしいですね。。
◆教育
紆余曲折ありつつもなんだかんだ中学生の時から英語教師を目指してきて、ちゃんと目標通りの職につけたのできっと好きなことなんだと思います。
僕は中学の時の塾の先生の影響で教師を目指し始めました。当時勉強があまり好きじゃなかった僕を変えてくれたのも、笑いや努力の大切さを教えてくれたのも塾でした。「世界でたった一つの塾」と言うだけあり、名前がセクシーだったり、兄貴が暴走族の総長だったり、ピアノでプロを目指してたり、顔面の上半分だけイケメンだったり、出っ歯が売りだったり、変な先生がたくさんいました。今の僕の思考の基盤はその塾で築かれたといっても過言ではありません。
塾の卒業式で一番お世話になった数学の先生から「大輝はきっとまた戻ってくる」と言われたのを今でも鮮明に覚えています。当時の僕は学校の先生になるつもりでしたが、今では塾の教師をやっていますし、来年からその塾で働かせてもらいます。言われた通りの原点回帰。鮭です。
正直どの塾もヴィジョンは大体似たり寄ったりなので、手段(教授形態)や教師の質とモチベーション、会社の柔軟性と将来性を吟味して会社を選びますが、とかく出身の塾ということでその辺は概ね共感・納得できましたし、塾の成長に貢献しつつ自分の目標達成もできそうということで今回の決断に至りました。僕に一緒に仕事をしようと声をかけてくれた同期に感謝です。
僕が受けた恩を何倍にもして生徒と塾に還元できるよう、しっかり勉強して、スキルつけて、日本に帰ろうと褌を締めなおしました。
今日は好きなことの継続について書きました。結局今回も教育の話で締めくくってしまったので頭の中教育のことばかりなのかもしれません。今週でTESOL Basicの受講が終わりますが、とても充実した一ヵ月だったのでまた振り返り記事を書きたいと思います。
それでは今日はこのへんで。