こんにちは。
この菊地亜美のドッキリがめちゃくちゃ面白くて腹筋が死亡したのでぜひ聴いてみてください。
【メガネびいき傑作選】ゲスト:ザキヤマ「ザキヤマサンタ2014」+Podcast おぎやはぎ
さて今日は自分流について。
頭を使うのって疲れませんか。
疲れているときほど頭を使いたくないものですが、そんなときよく他人のやり方やテンプレに自分を当てはめてやり過ごすことがあります。
部活で先輩がこうやってたから自分も同じようにやってみよう、とか。会社のマニュアルに沿って仕事する、とか。こういうやつ。
一見形は整って見えますが結局何も得られていないんですよね。「仕事というのはいクリエイティブでなくてはいけない!そうじゃなければ作業だ!!」なんてどこかで聞いたことがありますが、要は頭使わない単純作業に無駄な時間を費やすなって言いたいんだと思います。じゃあ頭を使うってどういうことなんだろう。
僕が思うに「頭を使う」ってこういうこと↓だと思います。
①先輩・上司・自分より能力がある人を見て「わあ、すごい」って思う(感動)
②何をすごいと思ったのかを考える(認識)
③そこにたどり着いた経緯を(出来れば数パターン)聞く、考える(思考)
④成功パターン(共通点)をピックアップする(分析1)
⑤改善点と自分だったらどうするかを考える(分析2)
⑥自分流の成功モデルを作って実行してみる(仮説・実行)
⑦上手くいったことと上手くいかなかったことを省みる(反省・改善)
書いてみて「これPDCAサイクルじゃね?」ってなりました。恥ずかしい。でも、大事だと思ったことを他人から盗んで、そこに自分に適したやり方をミックスさせるのって頭使ってますし、着実に成長できると思うんです。
BOOKOFFに行くと「マッキ○ゼー流仕事術!」とか「たった○○日で偏差値を20上げた勉強法!」とか「できる人が全員やってる○つのこと!」とか「たった一か月で○○kg痩せるダイエット法!」みたいな啓発本が山ほどありますが、そんなのいくら読んでも結局うまくいかないじゃないですか。ふざけんな!
でもそれは他人のやり方をそのまま真似しようとするからなんですよね。本の中にあるのはあくまでたくさんある成功パターンのひとつであって、それが自分に当てはまるかどうかは話が別。人生そんなに甘くないということか。だから本を読んで歴史や成功者から成功(ないし失敗)パターンを学んで、そこから何をどうするかが肝。勉強した気になってもアクションを起こさなきゃ意味がないということですね。
加えて勉強や仕事をしながら勉強・仕事「術」を並行して学ぶことで、自分流がより明確に見えてくると思います。
教育に落とし込んで考えると「こうやって勉強するのが正しい!」と自分流を生徒に押し付ける教師がいますが、なんて的外れなんだろうと思います。例えば、その生徒がVisual Learner(視覚学習者)なのか、Auditory Learner(聴覚学習者)なのか、Kinesthetic Learner(触覚/運動感覚学習者)なのかも知らず、不向きな勉強法を強要したばかりに生徒を勉強嫌いにさせてしまうケースも、人知れずたくさん起きていると思います。
生徒に「効果的な勉強法を提示し、試させ、自分に合っているか考えさせる」ことで本当の頭の良さを鍛えてあげられます。そうでないと、生徒を応用力のない大人にしてしまう可能性があります。
「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教える」という格言がありますが、教師も「知識を与える(=合わない勉強法を強要したり、ただ暗記させる)のではなく、知識の身につけ方(=生徒に合ったの勉強法)を教える(=考えさせる)」をモットーに教壇に立たなければいけませんね。
以上自分流についての考察でした。
それでは今日はこのへんで。