認知バイアスの一つに
自分は特別で
他人はそうではない
と捉えてしまう現象がある
これは
知らないものに対する
無意識の嫌悪感を中和するための防衛機能
もしくは
思考の放棄
から来ているのではないか
と推測している
よくあるのは
自分はこんなに忙しくて大変なのにあの人は…
みたいな思考だ
みんなはどう?
忙しいと、つい陥ってしまうよね
でもこれは仕方がない
ただし
この認知の歪みは
キャンセルができる
どんなバイアスや偏見も
知識と思考法と工夫によって
いかようにもキャンセルができる
それが「理性」というものだ
事実を正確に見ようとする目を持つ
知らないことを知ろうとする
このちょっとした意識で
歪んだ認知が、歪んでいると気づける
平たく言うと
みんな、自分がかわいいの
自分だけが特別と見がちなの
でも、全然そんなことない
みんな大したことない(もちろんおれもね)
だから
周りに目を向けて、世界を広げよう
かわいい自分が大したことないと知ってしまっても、それでいいじゃない
それを認めて、健全に努力する素直さや謙虚さを持てばいいじゃない
意固地になって
自分は自分は、となると
誰もあなたを見てくれなくなる
構ってくれなくなる
助けてくれなくなる
そういう状態を「プライドが高い」と
形容することがあるけど
うーん、少し違う気がしてる
エイメイだと
「箱に入っている」と言うことが多い
箱に入っている状態って
自分も周りも苦しいんだよね
でもそれに気づけない
気づこうとしてようやく気づける
変わろうとしてようやく変われる
弱さを認めない限り、一生変わらない、変われない、生きづらいまま
なんだよね
そのために、本がある
誰しも悩み苦しんだ問題を
言葉にしてくれている
なにも、ビジネス書を読めって言ってるわけじゃない
小説でも漫画でもいい
人間が陥る苦難を客観視する機会が多いほど
自分を客観視できる
認知バイアスが歪んでいる状態が
少しクリアに見えるようになる
おすすめの本がある
自分の気持ちを整理できずに苦しんでいる人や
人の気持ちを理解したいひとは
読んでみるといいよ
エイメイでは必読書なんだ
