物事をどう思考するか
その枠組みをスキーマというらしい
人はその型がそれぞれ違うから
何回言っても伝わらない、が起こる
今井むつみ先生の著者にはそう書いてある
さて
物事の見え方、考え方については
映像、イメージで捉えるビジュアル思考と
言葉、言語で捉える言語思考
がある
みんなは、どっちだろうか
思うに自分は
先天的にはビジュアル思考で
後天的に言語思考になったきらいがある
こと勉強や仕事においては
言語思考の方が断然有利なのが今の社会でもある
何事も感覚的にやる自分みたいなタイプは
むらが大きく
ハマれば強みを活かせるが
ハマらないとてんでだめ
みたいなことが起こる
だから後天的に言語思考に切り替わっていって
社会にアジャストしていっている感覚がある
この感覚を言語化するのにも言葉が必要で
いくつかのピースがハマったからこそ
ようやく思考が整理されて
現象を正確に把握することができた
言葉にできるというのは
自己理解や
自己を取り巻く社会の理解に繋がる
見えないものの外郭を捉え
「そういうことか」と理解する
これは
明確な生きやすさにも直結している
なぜなら
我々は言語でしか思考できないため
言語化できない事象は
腹落ちし得ないからだ
例えば
現代文の問題を思い浮かべてほしい
なんとなく現代文が苦手な人は
何ができないのかを言語化しようとしていない
もしくは、それができない
だからぼんやり解いて
たまたまできたものがあり
感覚で解いてミスったものがある
正解の要因分析も
不正解の原因分析もしないと
ただのギャンブルになる
言葉にするというのは
習慣になっていない人からすると結構しんどいかもしれない
でも
言葉がその人を創るのだ
だから言葉を大切にしよう
日々そんなことを考えながら言語学の勉強をしている