今
保護活動の漫画を読んでいる
「全部救ってやる」という作品だ
実はうちの母が長年里犬ボランティアをやっていることもあり
これは、と思い読み始めた
その中で
火事になったブリーダー宿舎から
里犬を助け出すシーンがある
そこに野次馬が殺到し
周辺情報をかき集め拡散し
承認欲求を満たす描写があった
それは他の団体までもが加担していた
主人公はその光景をみて
「保護活動は誰かのために生きる、その象徴だと思ってたのに!」
「誰かを傷つけるもんなんかあああ!」
「みんな自分の、承認欲求のためじゃんかあああ…」
と叫んでいる
このSNS時代に
違和感を感じ始めた自分の心情の
重なるものがあった
生徒が集まらないと、どんなに良い授業をしてもそれは届かないばかりか
継続性も発展性もない
だから広報活動は非常に大事
良いものを提供すれば売れる時代は昔のものだからだ
良いものは発信して届けるまでが仕事である
ただ最近は
良いものを、さらに良く
そしてもっと目の前の人に届いているかを見る
ここに力を入れたい
塾長として
会社の役員として
長い目で自分たちEIMEI予備校を俯瞰した時
内部充実や自分たち一人ひとりの能力アップに割く時間と労力を
より増やさなくてはいけないと思った
そこに
承認欲求を満たしてくれるSNSが
今の自分にはノイズになっているのだ
だからTwitterも消したし
TikTokも見ない
唯一自分個人の発信として
Instagramをやっているくらい
今
最も自分を突き動かしているのは
目の前の生徒の学力を上げるということだ
他者からの承認はいらない
ただひたすらに
良い授業をする
これだけを考えている