参考書というのは
プロの講師やプロの出版社、編集者が
受験問題を分析して
これまでの知見をフル活用して
つくっているものだ
だから
ここは必要、ここは不要という線引きをするのが
本当に正しいのか、いつも考える
多くの場合
知らないけどいらないんじゃないか
という、知識がないことによって
不要と判断してしまうケースがある
(おれもそういう経験があるから勉強を続けている)
けど
生徒にとってその問題が必要か不要かをジャッジすることについて
参考書の傾向や目的で選ぶことはしたとしても
削るという行為には
どこか、驕りが出てしまうように感じられる
生徒のためではなく
自身の指導のし易さための取捨選択のような
そんな気さえする
だから
必要な参考書については
まるっと完璧にするようにいつも話しているし
不足した要素を埋めるために与えた課題は
極力余計な先入観を与えず
やり抜くように指導をしていきたい