新興宗教しかり
集団扇動をしたり
一時的な団結力を高めるのに有効な手法として
仮想敵を設定するというものがあります
これは広告等のメディアでも散見されるのですが
Aというポジションの正当性を示すために
それ以外のBやCを暗に否定する
これによってAにいる人の団結力を高める
といった具合です
ただ
組織論的にいうと
使いどころによってはプラスになりますが
ことSNSにおいてはそうでもなくて
特に怒りの感情を煽る
怒り代弁マーケティング
みたいなものをよく見かけます
Twitter村では特に
すごく良い例がこれです
ここではスライムさんがコアラさんを諭して
ああ、おれおかしかったんだな
となっていますが
大抵の場合
一貫性の原理という心理作用が働いて
一度自分が決めたポジションを守ろうとするのですが
うまく回避している珍しいパターンだなーと
感動していました
世の中にはすごく頭の良い人たちがいて
感情で反射的に意思決定をしてしまう人は
見えないだけで
気づかないだけで
時間や感情を搾取されている
そんなことがあったりします
世の中や人の心について勉強することは
メガネをかけることだと思っています
自分が見ている世界の解像度や解釈の幅を広げてくれます
だから僕は
学ぶことが好きなんですよね
このあたりについては
犯罪心理学とか臨床心理学とか
そのあたりの本を読むといいですよね
僕の中のバイブルの1つは
影響力の武器
です
影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか | ロバート・B・チャルディーニ, 社会行動研究会 |本 | 通販 | Amazon
オススメなのでぜひ