頭がいい、センスがある、仕事ができる
小さい時から耳にしてきたこれらの言葉
よーく考えると何をどう評価しているのか
文脈によって意味がコロコロ変わります
だから僕はあまり好きではなくて
使う頻度が少ないんです
なぜかというと
言われた人はたぶん気持ちがいいはずなんです
存在を肯定されたような
晴れやかな気持ちになります
でも
それって一体、その人のどこの部分に対して
すごいと思ったのか
ピンポイントで伝えたい
僕はそう思うのです
だから
「さっきの〜、すごいと思った!」
「○○の〜ってところ、素敵だよね!」
みたいに
言葉を因数分解するようにしています
特に、先生というポジションにいると
人を褒めたり勇気づけることがあると思うのですが
抽象度が高い言葉で
人を褒めてしまうと
他人からの評価にとらわれてしまい
しかも
その褒め言葉も抽象度が高すぎて
自分の何が優れているのか
効果測定ができない
なんてことが起きてしまいます
アドラー心理学的は
褒めるという行為は承認欲求の奴隷をつくる
と言っているので
褒めるではなく、勇気づけることをしているのですが
それはともかく
目の前の人の、何に、どう思ったのか
ちゃんと言語化しようとするのは
日常的に大事にしたいなーと思っています♪