※これは僕が所属する組織とは一切関係ない、僕個人の見解です
2011年、センター試験中にYahoo知恵袋で質問を書き込み、カンニングをした生徒がいたことが問題になりました
今では多くの人の頭からは忘れ去られていると思いますが、僕は今でもこの時期になると思い出すのです
当時は、アホだけどすごい行動力だなーと思っていました
手段に関して
センター試験の場でスマホを使ってカンニングするというのは大胆すぎて見つかる可能性は高い
Yahoo知恵袋という公の場でやるとログが残ってしまって後々バレるリスクが高い
という点で
アホだなーと思うのですが
公平性や倫理観を度外視した場合、
目の前の問題を解決するためにIoTを使って、他人の力を借りるというのは、合理的っちゃ合理的だなと思いました
とはいえ、それで合格することに本質的に価値はないので推奨する気持ちは全くありません
ただ、方法は間違っていましたが、考え方としては社会で求められる力の1つでもあるのかなーとも
社会ではカンニングもフライングも当たり前ですから
この事件からもみてとれますが
子どもたちには
間違った行動を選択してしまう弱さがあります
いや
その弱さを引き出してしまう環境・仕組みが悪い
と言った方が建設的に議論ができるかもしれません
もし
スマホを出せない、または使用できない工夫が行使されていたら
こんな事件はおきていませんし
その生徒も間違いを起こしていません
環境が子ども1人を悪者にしてしまったんです
それで何か変わったんでしょうか
今年のセンターでも結局スマホでのカンニング未遂がありました
受験生がスマホでカンニング「分からない問題があったので」 - ライブドアニュース
公正な試験を実施するなら
子供たちが「カンニングをしてしまうかも」
という脆弱性をもとに、監督体制を作らないと
何度も何度も繰り返しますよね
2011年から9年も経っているのにこの現状ってことは
試験体制に根本的な問題があると、僕は思いますよ