プライドが高い、という言葉で
人を形容する場面に遭遇することは
あまり少なくない
が
多くの場合は誤用であるように思う
例えば
指摘されても自分の考えを曲げない
といった場面
①自分の思い通りにことが運ばないことに対する
苛立ちからくる
他責ワード「あいつはプライドが高い」は
翻訳すると「気に食わない」だし
②本当に間違ったことをしているのに
指摘を受け入れない困ったさんは
「傲慢」である
プライドというのはそもそも
尊厳、誇りを意味する言葉で
ポジティブな語法が正しいように思うけれど
抽象度が高いが故に都合の良い言葉として
誤った使い方が一般化しているように感じる
プライドは
高い低い、より
ある
または
持っている
とセットの方がしっくりくる