昔から偉人の名言を読むのが好きだ。
迷った時、うまくいかない時、モチベーションをあげたい時、心を燃やしたい時。これまでの人生の中で数々の偉人たちに、何度も助けられた。
最近オーディブルのイノベータートークにある小泉進次郎さんの話を聴いてふと考えさせられたのが、自分も大好きなスティーブジョブスの名言 ”Stay hungry. Stay foolish.” というものだ。
『ハングリーであれ。愚か者であれ。』
「愚か者」というのはどういう意味か。
僕の解釈は「目先の利益とか、楽な道、誘惑に惑わされることなく、自分の好きなことや目標に向かってひたむきに、がむしゃらになれる人」だと思う。
歳や経験を重ねるに連れて言い訳がうまくなったり、自分の限界を決めるのに抵抗がなくなる。だからこそ、そのリミッターを度外視にする「愚かさ」は強い。 でも、そうやって愚かなりに学べば学ぶほど、自分の知らない事の多さ、未熟さ、周りとのギャップに打ちのめされる。そこで「自分なんてこんなもんか…」となっているようではいけない。愚かだからこそ、「ハングリーであれ」なのだ。
自分の未熟さを知ることが出来て初めてハングリーになれる。もっともっと高みを目指そうとなれる。
どの分野でも一番になるのは難しいが、周りと比べて落ち込んだりする必要はない。いくら極めてもいつだって上はいる。だからこそ、ライバルは自分。 自分と向き合って、その未熟さと戦える「愚かさ」、そして「ハングリーさ」を持って前に進もう。
おまけ。
最近読みなおして勉強になった一冊。漫画だから読みやすいし、脳科学的な見地から「やる気の起こし方」「継続の秘訣」を学べます。