サピエンス全史を読んだことがあるだろうか
ユヴァル・ノア・ハラリによって書かれた
ワールドヒストリーに関する本だ
大学生以上は必読だと考えているのだけれど
これを読むと
我々ホモサピエンスがいかにして栄華を極めたのか
端的に書いてある
答えは
虚構(フィクション)の力にある
神の存在、法律、人権、平等、社会、国
全ての概念はすべからく虚構であるが
虚構を信じるからこそ
信仰する対象として宗教があり
人を制約したり守ったりする法律があり
領土や言語を規定する国や地域がある
身近な例で言えば
学歴や年収に関してもそうだ
学歴があるからすごいと考える人
お金があるから偉いと考える人
は総じて虚構の世界に生きている
でも
それ故に社会は成り立っている
この本を読むと、少しだけ達観した気持ちになる
僕らが今まで囚われていた考えや価値観のほとんどが
ただの虚構にすぎないと思い知らされる
こうでなくてはいけない
と頭が凝り固まった人は
みんなこれ読んだ方がいいよね
大人も含めて