前回のブログ
コミュスキの続き
コミュニケーションというのは
先天的な能力ではなく
後天的なスキルによって
人と繋がるものだ
といったことを書いた
では
実際どんなものがスキルなのか
一つだけ
結構大事だと思うものを挙げる
それは
「察してもらうことを期待せず、要求をフラットな感情で伝える」
これだ
ん?
スキルって、どのへんが?
落ち着こう
一つずつ説明していく
まず
「察してもらうことを期待せず」
これは立派なスキルだ
なんのスキルかというと
感情のコントロールスキル
小学生の喧嘩あるあるなのが
○○がやってくれなかった〜みたいなの
幼少期の喧嘩のほとんどは
すれ違いが原因で起こるだろう
これは求める期待値の高さと
実際の現象の食い違いを頭で整理できず
悲しみ、不安、恐れ、驚き、嫌悪、 虚しさ、落胆
こういった一時感情を
怒りといった二次感情にしてしまう
コミュニケーションスキルの一つは
心のコントロールが大事なのだ
二つ目
「要求をフラットな感情で伝える」
フラットな感情で
というのは
一つ目の心の整理が関わる
併せて
それを「伝える」のが大事
海外にいた時
日本人はよく誰かの噂話や愚痴で盛り上がっていた
自分はそれが本当に嫌で
よく韓国の友人とつるんでいたのだが
この「裏で」が起こる背景には
「表で伝えない」がある
言わない、の背景には
いくつかある
一つは勇気がない
言ったらどう思うかを想像して言えない
これはさっきと同じ
心の問題
ここで注目したいのはもう一つ
それは「言語化」の問題
言いたいことがあっても
それを表現する的確な言葉が出ない
言葉が出ないから、感情が整理できない
感情が整理できない「わからない」の気持ちは
精神的に大きな負荷になる
だからさらにイラつく
みたいなことだ
だからここで言いたいコミュスキの2つ目は
「言葉の数を増やす」が大切ということ
まとめ
コミュニケーションスキルは
心のコントロール
言葉の数
によって後天的に獲得できるただの技術
環境の差はあれど
持って生まれたものでは決まらない
言葉の数を増やして
世の中の現象の解像度が上がると
きっともっと生きやすくなる
本に触れる
映画をみる
人と話す
ラジオを聴く
テレビを見る
この文明の中で暮らす我々が
より良い人生を暮らすために
必要な素材は十分なほどにある