人には色んな顔がある
友だちといる時の顔
部活にいる時の顔
会社にいる時の顔
家庭にいる時の顔
親の前の顔
うまいバランスで
グラデーションで分けている
これを「分人主義」と言うらしい
どれも自分
会話の裏表のような二元論で語れるくらい
人はシンプルではない
すごく、複雑なんだ
自分もそう
場面ごとに色んな顔がある
そしてそれを意識的に使い分けている
わかりやすいところで言うと
生徒にとっての先生である自分と
同僚にとっての仲間である自分は
同じではない
個々の成長を願う立場としては同じだが
見るものは当然違う
生徒に対しては「君」を見て指導するし
君の進む「その先」を一緒に見る
同僚たちとは
生徒や生徒のその先
人によってはこの組織自体を
一緒にみるのだ
だから
違うベクトルで
おれは厳しい言葉をかけることがある
当然だよね
これで誤解してほしくないのは
そこにおれの感情云々はなくて
「EIMEI」という組織(法人格)にとって
こうでありたい
その方向はだめだ
というものを
自分という人間を介して伝えている
今の制度もそう
もしおれが1人で塾やるなら
全然違う形になるし
こういうの
部活でも経験があるはず
真剣にやっていたら
自分事としてなんとかしようと考える
怠けていたり
甘えていたりしたら
「おい!」と叱られる
当然
Z世代は叱られ慣れてないから…
コンプラの時代だから…
とか言って
指導することから逃げている経営者がいたら
立場失格だろう
経営者じゃなくとも
どんな小さな組織であれ
リーダーであるならば
指摘ができなければ失格
色んなリーダーシップがあるという
多様性という言葉を免罪符に
人から逃げているだけ
真剣な姿勢は
言葉で、姿勢で
伝えなければ伝わらない
若いうちは
指摘されてムッとするのもわかる
おれもそのタイプだから。笑
ただ
「おれはこうなんすよ!」と必ず意見はする
裏で愚痴愚痴言ってるのは
シンプルにダサいし
それは組織を後退させる
意見を伝えること
一時の迎合は選択せず
ぶつかる覚悟を持ってコミュニケーションをとる
長期的な関係において大事なのは
これだと思うんだよね
まっ
薄っぺらい繋がりでいいなら
話は別だけどね
おれはなるべく腹を割って考えを伝えるよ
逃げないし、隠れない
それを大事にしたいからそうしている