11ヶ月かけて10kg落として
人生で初めてダイエットに成功した
思えば昔からずっとダイエットを意識してきたのだが
それはこの太りやすい体質のせいだ
大学時代〜留学まで62-65kgだったのが
帰国してから少しずつ、少しずつ増え
68→70→73→75
に
「まあ、筋トレしてるしこれは筋肉の分!」
と言い聞かせてきましたが
違います
脂肪です
やはり年齢と食欲には敵わず
代謝は日々落ち、運動量は減り、食欲は変わらず
ぶくぶくと太ります
そこで
今回は必ず成功させると心に決めて
いつもとは違うアプローチでダイエットをし
こうして見事成功しています
「長期計画の成功には、日々の継続的な努力が不可欠」
という点では
受験勉強とも近い要素があるように思うので
せっかくだから成功要因を抽象化してまとめてみます
①目標を明確にする
ダイエットを始めるにあたり
そもそも何キロまで落としたいのか
初めに決めました
当時の目標は66キロで
無事達成しています
一見難しいと思える目標でも
宣言してしまえば
「じゃあどうしようか」
と考えるものです
ダイエットで言えば
体重です
しかし、自分の中で成功しているイメージはなく
それでもやるなら大きな目標に
と、この数値を設定しました
また
結婚式までに落とす必要があったので
明確な期日も設定しています
2024.7-2025.6の約1年間です
②お金を使うと決める
普段から食生活に気をつけているのですが
体に良い物ほど高いです
逆に
高脂質で、炭水化物含有量の多いもの
例えば、ハンバーガーなどは安いです
若いうちはお金もないので、
安くてお腹いっぱいになるものを選びがちです
でも
そうしないと、決めます
この後詳しく書きますが
僕はタンパク質と食物繊維に気を遣って
食事をとってきました
あとは脂質を低く抑え
炭水化物の量も気にしてきました
白米は玄米に
量も測って
一回あたりで120-150g食べます
良く食べているのは
鶏胸肉
赤身の牛肉
サツマイモ
フルーツ
ヨーグルト
キムチ
納豆
ブロッコリー
素炒りアーモンド
カシューナッツなど
同じ食材でも
なるべくいいものおいしいものを選んできました
すると、そこそこ食費がかかります
外食や中食で済ます時も
健康志向のものを買うと結構お金がかかります
それを完全に割り切って
値段は気にせず買うようにします
すると、結果的に
おいしいものを大切に少量食べるようになり
それでも満足できるようなり
食費も抑えられ
そうして
その習慣に慣れてきます
昔EIMEIの先生たちで食べ放題のステーキガストに行き
たしか平出先生と同率首位
200gのハンバーグを
10個以上食べる大食いの僕が
もはや食べ放題に行くことがなくなりました
③記録をする
ダイエットとは、シンプルで
摂取カロリーを消費カロリーより抑えれば良いだけ
です
という事は
どの食べ物からどのくらいのカロリーを摂取しているか
把握しなくてはいけません
そこで
カロミル
と言うアプリを入れて
食べたものを記録していきました
勤勉な人はずっと続けるべきですが
僕は3ヶ月ほどでポイントをつかんだのでやめてしまいました
とるべきタンパク質の量や
抑えるべき脂質の量
無意識に食事をすると
どのぐらいのカロリーを摂取してしまうのかと言う
「無意識の自分」を把握することに成功しました
実は、ダイエットにおいて
このはじめの1歩が非常に重要で
目標を決めて
がむしゃらに食事制限を行うだけでは
決して長く続きません
長く続けるためには
無理をしないことが大事
それは何も手を抜くと言うわけではなく
少しずつ習慣を変えて
少ない食事量や健康的な食事に慣れた体を作る
という意味です
ここでやはり難しいのは
脂質の量を抑えること
タンパク質を十分に摂取すること
この2つです
これさえ乗り切れれば
正直、ダイエットは成功すると言っても過言ではありません
人によって
脂質の抑え方と、タンパク質の取り方に
合う合わないがあるので
いろいろ試しながら
自分なりの方法を模索してください
僕の場合は
鶏肉と野菜を圧力鍋で煮た「沼」や
おいしいプロテインに出会ったことが
タンパク質の摂取に貢献しており
また
脂の多い豚肉や牛肉をやめて
鶏肉か、赤身の牛肉を取るようにしたことが
自分にはまりました
これが見つかってから
ストンと体重が落ちたので
つい食べ過ぎてしまう人ほど
自分に合った食事を見直すことが大事かもしれません
④強制力を活用する
月に8回、ジムに通っています
1回あたりたったの15分です
身の回りには、通い放題のジムに通っている人もいますが
自分は継続できる自信がなかったのと
専門的な知識を身に付けたかったことから
パーソナルジムに通うようになりました
パーソナルといっても、月15,000円程度です
本格的なところは月謝だけで5万ほどかかったりしますが
僕のところはかなりライトなジムです
これも②に共通するところで
自分で頑張ろうとするより
仕組みを買うのが成功の近道になります
やる気を維持するのは難しいので
やる気がなくてもやらなくてはいけないように
強制力を活用してください
勉強も同じです
授業があるから継続できています
「自分でやってみる」が
主体性の免罪符に隠れた「サボりたい」であることが非常に多く
自身の選択が「成長のため」の選択であるか
今一度考え直さなくてはいけません
⑤栄養の知識を入れる
これはモチベーションの維持にもつながりますが
筋トレやダイエット、栄養に関するYouTubeの動画を
日々見漁っています
その行為自体が、自分のやる気を高めてくれるだけでなく
日々のトレーニングや食事の質を高めてくれます
特に効果があったのは
やはり、食事の質です
日本体育大学教授のバズーカ岡田さんの動画は勉強になります
あとはなかやまきんにくんとか、ぷろたんとか
最近は
朝、タンパク質と食物繊維を多めに取るようにしたり
スーパー大麦を購入して、玄米と一緒に炊いたり
行動や選択に変化が生まれました
「脳筋」言葉がありますが
まさに、その通りで
日々の行動指針は
「これは筋肉にとって良いことなのか」
になりました
例えば
電車に乗る時は、つま先立ちでふくらはぎを鍛えますし
階段を上る時は、3段飛ばしでお尻のストレッチをします
焼肉にいく時は、鶏やハラミ、レバーを中心に頼みます
小腹が空いたら、お菓子は食べずにナッツを食べたり水分補給をしたします
小さな行動の選択ひとつひとつまで思考を巡らせて
行動指針と照らし合わせる
これによって
習慣が変わります
⑥睡眠を十分とる
代謝というのは
何も運動だけで促進されるわけではありません
身体を維持するために
内臓は常に動いており
消費カロリーはむしろこれらの動きによって
たくさん消費されます
睡眠時間が短いと
睡眠中のカロリー消費が促進されないどころか
ストレスホルモンのコルチゾールが出てしまうため
最低でも6時間は睡眠をとるよう心がけています
勉強も同じで
睡眠時間が短いと
日中のパフォーマンスが下がります
やらないと怖い気持ちもわかりますが
夜中は潔く寝て、朝早起き
とにもかくにも
日中の勉強が非効率なものにならぬよう
夜はすぐに寝ましょう
さて
あと1週間ほどで結婚式がありますが
できるところまで絞りつつ
結婚式が終わった後もこの習慣は維持させて
美しい体を目指して磨いていきます
筋肉は、1日にしてならず
長い時間かけて身に付けてきたものは、長持ちします
短時間で身に付けてきたものは、すぐに失われます
今、ダイエットや筋トレを始めている人はもちろん
受験勉強や資格勉強など
自己研鑽に励む人、全員に伝えたいのが
結果を急がず、良い習慣作りに注力してほしい
です
毎日校舎に来る
たった1日単位で見れば大したことないですが
その積み重ねの先により良い習慣があり
習慣によって磨かれた自身の格が
大学に見合うか
それをはかられるのが試験です
「なんとかなる」という慢心は捨て
危機感と自分を変える高揚感で
自身を突き動かしてください
一緒にコツコツ頑張っていきましょうね