早稲田大学に合格した生徒の
過去問分析の抜粋
ランダムに抽出したもので
このクオリティで160個やっています
狂気の過去問分析とはこのことです
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大問1
1,2 「哀」の字ってなんでこうも覚えがたいんだか...→知識
6 これはそもそもいままでの近代的諸価値の考察から「人格の尊重」というのものはこうだと規定し、その出てきたものをそこから論述するというスタイルに転換するその結節点にある空欄であり、当然両方を見る必要がある。まず、後文を利用した解釈はほぼ相手方の想定通りにできたためそこをまず整理したい。まず、この空欄(文脈、また選択肢より「人格」であることは明らかであり、そこに付く修飾語を聞いている)が何なのかについては後文では最終的に「他者との関係の中でできるもの」としている。またこのような記述は前文やそれ以前にはない。そのため、ハニはどちらかというと後文を受けた内容となっており、ここで急に出てくるとは考えにくいといえる。こう来ると、後は前文と周辺になるわけだが、個人的にロがおかしいと思った根拠は空欄直後の「でなければ、とてつもない極悪人の『人格』も十分尊重されねばならないことになるであろう」という文章であり、裏返すと「そうであれば、とてつもない極悪人の『人格』は尊重しなくてもよくなる」とでもいったところだろう。そして空欄直前には「ただ人が生きることを尊重するのではなく」とあえて言及している。とするとロは前者との区別がしづらい上に、後者に結び付けることができない、というのが切った理由である。そして(私が解釈した限りでは)相手のレトリックはこうである。「イの『優れた性格』はそのあとに書いてあり、先ほどのハニと同じ理由でおかしい(というかニはそもそも本文にない)。ただ、ロは前文の『生命を尊重していても当人が極限状態におかれるようなことがあればそれは人格を尊重していることにはならない』とあり、これは『1人の人格の持ち主』にうまく合う」というものらしい。これは筆者にいうべきなのかもしれないが、これがどのようにして直後の文とつながるのだろうか。ぜひとも小一時間と問い詰めたいものである。(一旦保留)
大問2
14 これ最初は「()ならず」だったら「え」を入れればちょうどいいじゃんアゼルバイジャン!、という風に考えていたが、今おもえばここで考えすぎるべきではなかった。まあこれは「えならず」を一種の形容詞的なものとして覚えることで解消する可能性はあると思うが、ここはもう内容を考えずに入れても最悪よかっただろう。→知識
18 これロハを考えるときにどちらにせよ争点となるのが第二段落の前半部なのだが、何より一番の問題は「響きことなる竹の聞え侍りければ~」の部分をどう解釈するかということである。ここを「響きが異様な」ととってしまったということが自分のやってしまったことである。これを「異様に素晴らしい」と取れればよかったのだが、現実は逆であった。ただ、これ現代語訳を見てもあまり流れが腑に落ちないので自分が理解している範囲で整理すると、「村にいい竹で作った笛があることに時忠が気づく→適当な理由をつけて自分のと交換する→しれっと素晴らしい竹を強奪しそこら辺のものと差し替える→魔改造済みの笛を返した上に愚民共はなぜか喜ぶ」ということだろうか。まず「ことなる」の解釈はいったん留保する必要がある。そのうえでどうすればこの解釈に至れるかだが、今回は笛に注目して追うことができればよかったのではないか。まず当然村民と時忠は笛を好感しているので「今時忠が持っている笛」は「村民の笛」である。そのあとに「われの顔を知っているだろう、あとで(笛を)取り替えよう」とまで言っているのでそこも根拠にできる。そして、それを実行していないうちに「すぐれたる響きありける竹を抜きかえて」とまで言っているので、その村民の笛の中に「優れたる竹」があったことは間違いない。そのため戻って「ことなる」を「殊なる」と解釈すればよいのである。あとは見て比較するだけだ。まず一つできることは「ことなる」は即座の解釈を避けて外堀を埋めてから解釈すべきということ、もうひとつは「会話の主題となっているものをしっかりと追うべきである」ということだ→本文解釈
大問3 なぜこれだけ全部間違えてるの…?
19 「寡人」=「私」...???? 全く聞いたことがないが、そういうことなのだろう。そんな効いたことのない表現を使うのはやめていただきたい→知識
20 これは文章の構造をうまく取れていなかったことに起因するのではないか。今回はAとBが対句の関係になっていて、そのあとに「此則人之変也。」と結んでいる。この時、「此」が何を指しているかは重要な視点となるが、空欄部になると考えても何の問題もない。じゃあここでこれを受けるとした場合何がいいかということだが、「所以」を入れてみると、ちょうどはまるのである。空欄問題は、やはり入れなおすべきである→本文解釈
21 まず「与」=あずかるを知らなかった。そのため速攻で切ってしまったということである。その意味を知らなければ、類推のしようがないだろう→知識
22 これはどちらにせよ「宋玉の発言」とそれに対する蘇東坡の発言が重要になってくるのだからそこをよく考えられれがよかった。今回、宋玉は「王に吹く風は特別で、それを庶民が味わうことなどできるはずもない」と言っている。しかし、蘇東坡はその発言を王に対する風刺であろうとしたうえで「風に違いはない」と言っているのである。選択肢ロを見ると後半部の「感じ方は身分の違いによる」は合っていて、おそらくこれが前半部が指摘している「本質」なのだろうがそういうことは宋玉は言っていない。漢文の場合「『誰かの発言』から『筆者はどういうことを導き』、そして『結局何が言いたいのか』を慎重につかむ」必要がある→本文解釈