一個人の経験談ではあるが
高いパフォーマンスを発揮「し続ける」ためには
淡々とやる力が何よりも大事で
それは根本的に内発的でないといけないと思う
朝から晩まで
生徒・保護者様のこと
仕事のこと
仲間のこと
はもちろん
世界一大切な妻のこと、子どものこと
家庭のこと
未来のこと
いろいろなことを同時並行で考えては手を動かす
悶々としながら
失敗しながら
次へ次へと挑戦し続ける
常に、やることはたくさんある
でもおれの中に手を抜くという選択肢はないから
全てをより良くしていくつもりでやっている
息切れしないか?と聞かれることもあるけど
まったくない
なぜならこれが「常態」だからだ
常態にすることが続ける唯一のコツで
一時的に燃えるものがあっても
やがて消えてしまう
だったら
淡々とやるための行動・思考様式(=OS)をつくるしかない
そのために必要なのは
体力かもしれないし
覚悟かもしれないし
年齢を重ねることかもしれないし
技術を身につけることかもしれない
とにかく
自分の内側から
「こうしたい」と思った時
そのためにできることを全てやり
削りつつ、磨きつつ
自分の最善の常態を造り上げる
これは自分の意思に従順になることに他ならない
ここでいう意思というのは
必ず「上り坂」の選択でなくてはいけない
人間は弱いから
下り坂をくだることが常態になると
落ちるところまで落ちて、這い上がれなくなる
沼にはまって、そのまま沈む
だから
目先の楽な道より
険しくて、厳しくて、泥臭くて、汗をかく
そんな上り坂を歩き続ける人でありたい
楽ではないが
その方が、楽しいのだ
勉強は、もしかすると楽ではないかもしれない
努力をしてもすぐに結果が返ってこないからだ
だが
それが「普通」だということを忘れてはいけない
身近にある
SNS、ゲーム、漫画、動画
これらが「異常」なのだ
今も昔も、これからも
この社会にずっとある普遍的なもの
たとえば人との繋がり、学び、ものづくり
すべて時間がかかる
もちろんテクノロジーによって効率化されたものもあるが
行動と結果の間にラグがあるのは当たり前
そういうものだと承知しておくと
短絡的な判断をしなくて済む
本当に大切なものは大抵
目に見えないし
手に入れるのに時間も労力もかかる
そういうものなのだ