ドリルとは、反復練習のことを指す
教育者として、というより
これまで色んな人と関わってきた一人間として
何かで成功している人の原体験を分析すると
必ずそこには反復練習の経験があるように思う
ピアノの運指
トロンボーンのロングトーン
サッカーのリフティング
野球やテニスの素振り
英語の例文模写や暗唱
絵描きの模写
など
たとえそれが
勉強やスポーツじゃなくてもいい
好きな電車のアナウンス
好きなドラマのセリフ
好きな小説の一節
なんでもいい
頭と体に
反復ドリル→習得、の記憶を刻む
この経験は、とても大事
子どもが夢中になるものを見つけたい
という親の願いは誰しも持っていて
そこに内包される目的のひとつに
反復練習から得られる非認知能力の獲得
がある
はず、みんな
勉強なんて所詮その一つにすぎない訳だが
やったものが点数として見えるのが良い
親は安心するし、当事者である子どもも
成長を実感しやすい
だから勉強はいい
生まれ持ったフィジカルやセンスではなく
努力によって誰でも成長を感じられるものだから
この「誰でも」に当てはまるものが
なかなかないから
勉強というのは世界共通で行われているわけでもある
そんな勉強を通して
学習→成長の面白さを骨の髄まで染み込ませて
日々の学びの姿勢を習慣化できたら
何をやってもうまくいくよ
仕事も、勉強と同じような要素でできているからね