先日、美術館に行った
昔から美術館が好き
何が好きかって言われても、よくわからない
だけど、好きなんだよね
企画展
ルーブル美術館展 愛を描く
愛について絵画に描かれる時代の変遷を見た
そもそも
生殖行動しかしない動物とは違い
人間は求愛行動やホルモンの分泌による脳内の反応を
「愛」という抽象概念にした
まず、ここが当たり前でないことに
改めて気付かされた
そして
その概念をキューピットとして描いたのが
愛の始まりだと言う
もうこれだけで元とれた
すげえ感動したもん
これね、一番最初の展示物
愛は時代とともに変わっていく
神々の愛
キリスト教の愛
恋人たちの愛
家族の愛
官能の愛
悲劇の愛
もっと勉強したら
もっと楽しめたんだろうなと
勉強意欲が湧くのも美術館の良いところ
あと印象的だったのはこれ
履き物が乱れているところから
見た人の想像を掻き立てるようになってて
これを愛の表現として展示するのか
というのに感服した
おれレベルだと
感動できたのはこの2点くらいしかなく
まだまだしょぼいなと思い知らされる
感動のポイントが浅いのは
背景知識の欠如と
技巧の知識の欠如
印象派が好きというより好み
からきている
これを機に考えたのは
人生の節目節目で
実際に生のルーブル美術館に行き
その都度自身の知識レベルや感動水準を確認したい
ということ
アートはいいなあ
本もそうだけど
作品とパフォーマンスが紐付いてない
見る人に委ねられている
静かな芸術作品が
本当に好きだ