ちきりんさんの本にあった言葉です
これは、塾屋としてやっている中で
僕がとにかく大事にしていること
つまり
結果を出す指導ができるか
ということです
新卒一年目に端を発するのですが
指導マニュアルにある指導は
誰の、何に基づいて作られた授業なのか
疑問に思ったことがきっかけでした
それを拗らせて留学をしてしまうのですが
とにかく
僕らが当たり前のように受けてきた授業や
当たり前のようにやってきた勉強法を
いざ教える立場になった途端
「このやり方で伸びる!」
と個人的な経験に基づいてしまうするのは
危険なのではないかと考えたのです
例えば英語の音読
某有名予備校講師の授業の中では
音読!音読!音読!
英語の勉強の半分は音読で良い!
と謳われていて
実践していた僕ですが
確かにそれで読む速度が上がった
でも
なぜ音読が良いのか、説明しろと言われるとできなかった
だから音読がもたらす効用について
Google scholarで論文を読み漁って
納得のいく説明ができるように論理を得た
このように
先行研究があるのであれば学び
自分の指導法の効果を高めることで
生徒の結果に結びつけたいと考えてきた
もちろん
言語化できない経験値も山ほどある
むしろその方がたくさんあるわけだから
できる限り言語化したり、数値化したりすることで
後進に繋ぐことができるだけでなく
自分の授業というコンテンツの質を高めることにも繋がる
高めて高めて高めたその授業コンテンツを
磨いて磨いて磨き続ける
ビジネスにおいて
コンテンツイズキングと呼ばれる所以は
所属する企業のバックにあるコンテンツではなく
各個人の中に培われたコンテンツこそが
自立して生きていくために必要であり
様々なチャンスに繋がるからなのではないだろうか