受験勉強の何が苦しいか
それは
自分と向き合う時間
だと思います
特に、できない自分と向き合う時間がこれでもかとあります
だから毎日の不出来は少なくても
積もりに積もって
苦しくなってしまう生徒が必ずいます
そんな時に心を落ち着かせる方法があります
それは
自分の実力以上を発揮しよう
と思わないこと
もちろん
高い目標を目指す人にとって
それを諦めろというわけではありません
しかし
システム英単語一冊終わっていない人が
早慶の英語を読めるかというと
当然答えはノーです
高いところを目指しながらも
必ず足元を見据えて勉強する必要があります
大事なのは
スモールステップです
どんなに難関校であっても
はじめの一歩はみんな同じ
背伸びをして実力に見合わない問題を解いて
心が苦しくならないよう
まず目の前の一問を完璧にする
これがなによりも大切です
そして
自分と向き合う時間ばかりとっていると
視野がどんどん狭くなって
心が不健全な方向に進みます
ダークサイドに落ちていきます
受験期の僕がそうだったので
気持ちがわかります
なにせ、高3の時は
クラスで友だちを作らないと決めて
休み時間も一人でずっと勉強
部活が引退してからもほとんど誰とも連絡をとらずに勉強
予備校でも周りや担任と話すことなく一人で勉強
信頼できるのは自分のやっている勉強と、
積み重ねてきた努力、時間だけ
結果、合格したものの
すっかり心は荒んでしまっていました
エイメイに通う生徒たちにはそうはなってほしくない
もっと器用にやれるはずです
そのために僕らがいます
だから、ちょっと気持ちが落ちてきたな
そんな予感がしたら
先生でも周りでも構いません
人と話しましょう
そしてなるべく
過去の話ではなく、これからの未来について
話すようにしてみてください
きっと心が少しだけ軽くなるはずです