少し前
とある卒業生と話した時の話
大学生になって
勉強やバイト、ゼミなど
色々なことに挑戦するようになった
高校とは違って
学びも
仕事も
趣味も
人付き合いも
全部に求められるのが
"自分から"
という主体性
当然うまくいかないことも多くある
頑張り屋なその子は
少し無理をしてしまって
少し疲れてしまったと相談してくれた
わかる
すごくわかる
僕もそうだったし、なんならいつもそう
常に自分の実力よりも上
120%くらいのことをしている
だから疲れるし、しんどい
もう慣れたから平気だけど
たぶん見栄っ張りな性格がそうしてて
昔はその理由もわからなかったから
なんだか毎日辛かった
その辛さが少しわかる気がしたから
ほんの少しだけ
アドバイスをした
何時間も話した
だから内容一つひとつ
具体的には思い出せないけれど
最後に言ってくれたこの言葉だけは
鮮明に覚えていて
「みんな大輝ならいいのに」
だって
そんな大した人間ではないよ
でも
目の前にいるあなたのために
できることは全力でやる
ただ、それだけなんだ
僕ができること
僕だけができること
僕がまだできないこと
僕にはできないこと
たくさんある
だから
僕が今やれることを精一杯やる
できそうなことを、少しずつでもできるようにする
できないことは、誰かに任せる
そうやって
目の前の誰かのために命を燃やしていく
そういう生き方がいい
ただ、それだけの人生でいい
ただ、それだけの人生がいい
そんなもんでしょ
シンプルにいこう