言葉は思考であり、思考はその人である
と僕は思います
ですから、言葉を大切にする、言葉を磨く
そのためにたくさんの言葉に触れています
そんな中で心の琴線に触れた言葉や共感した言葉
ふと過去の記憶と結びついて浮かんだ言葉など
記録したりすることがあります
今日は本を読みながらこのブログを書く20分ばかりの間で
大切にしたいと思ったものを
ここに書いてみようと思います
①想像力とは、現在の状況を超えた地点から物事を考える力である
本の一冊です
人は自覚、想像力、良心、自由意志がある
唯一の生物です
これによって
②過去や未来も生きることができるのが人間である
と僕は思います
③心を静かに保つことで、心の中に舞い上がった泥を沈める
何かに没頭することはある意味楽です
他のことを見なくてもいいし、余計なことを考える余地がないからです
その分、余白はありません
ですから、一度立ち止まってみることも大切
止まることは、正しいことです
禅語の中に七走一座という言葉もあります
積極的に何もしないというのは
何もしないをしている、ということ
そういう時間も大切にできる心の余裕はありますか?
北風と太陽の話
旅人の服を脱がすために北風は思い切り息をふく
しかし、それは逆効果で旅人は上着を着てしまう
一方太陽はポカポカと暖かく照らした
しだいに旅人は堪らなくなって服を脱ぎ捨てた
この話の最後に
④強制よりも説得の方が有効なことが多い
とある
この話は旅人の服を心の鎧に例えているが
人間関係において考えた時
その人が1人の人間として主体的に在る
という事実を尊重できるか、そして
待つことができるか
それが器であると思う