このご時世でも
出版社で働くことは
結構花形感あると思っていて
特に女の子の友だちに
編集者になりたいって人が多かったのですが
講談社や集英社のような
大手に関しては新卒入社が狭き門
やっぱり高学歴がとられやすいようで
なんでなのかなーと
考えてみた時に
たくさんの漫画を読んできて
ぼんやり見えてきたような気がします
これは
進撃の巨人の最新巻
今回も面白かった〜
でね
進撃の巨人しかり
ずっと売れてれるそのほかの作品しかり
何が面白いって
当然、物語
でも
面白い物語を0→1でつくるのは
相当難しい
ここは、漫画家さんの仕事
アイデアが奇抜だったり
斬新なものであれば
編集社は興味を持つわけで
で
この1をいかに大きくするか
それが編集者の仕事
キャラクターの魅力
物語の設定
伏線の張り方
このあたりは計算されたものであり
特に
長く続いているものであればあるほど
設定が作り込まれていくわけですね
ワンピースであれば、新世界
HUNTER×HUNTERであれば、暗黒大陸
進撃の巨人であれば、壁の外
のように
主人公が関わる世界が広くなっていく
するとそこに
思想
宗教
政治
民族
のようなものが絡んでくる
これは
歴史を学んでいないと
なかなか広げられない
だから
物語にたくさん触れていること
歴史などの教養に富んでいること
そして
それをもとに物語を考えたり
言語化する力や
クリエイティブな思考ができる
となると
入り口として学歴フィルターをかける
となっているように思います
大人になってから
漫画の読み方が変わってきたなーと
最近は感じています
より深く読もうとする習慣がつくと
昔に読んでいた漫画でも
違って見えたりして
それはそれで面白い♪
幅広く、長く応援されている作品には
それだけ多くの世代にとって魅力がある
何かがあって
それを設計する編集者という仕事は
とても魅力的だなと感じます