人はそれぞれ、自分という物語の主人公です
主人公というと、どんな人物を思い浮かべますか?
孫悟空、ルフィ、ナルト、炭治郎、桜木花道、、、
ジャンプで育った僕は、ついこのあたりが浮かんでしまいます
さて、
人の心を打つ物語は、なぜ人の心を打つのか
それはまさしく
主人公が、主人公をしているからです
???
どういうことでしょうか?
主人公とは■■するものである
多様性の時代ではありますが、心が動かされる物語には共通点があります
それは
主人公の失敗です
いつ、どの時代においても
ファンをつくる人はみな、当たり前のように努力をします
そして、ドカンと大きな失敗もします
そう、気がついた人もいるかも知れませんが
人は、人が失敗から立ち上がる物語に心を動かされるのです
強い敵がたくさんいるから海賊王になるのを諦めるルフィ
強豪校に圧倒されてバスケを辞めちゃう桜木花道
鬼が怖くなって鬼殺隊を脱退する炭治郎
そんなことはありません
どんな主人公も必ず大きな失敗をして、悔しい思いをするものです
だから、頑張れる
まだまだ、こんなところで負けてたまるか
その闘志に、自分を映して
読者は胸が熱くなります
先日、センター試験がありました
試験ですから結果はつきものです
それがどうであれ、勝負はここから
もし、思っているような結果を出せなかった人がいるとしよう
思い切り悔しがればいい
思い切り泣いてもいい
思い切り絶望してもいい
ただ、こんなところで諦めないで欲しい
君が今やれることは何だろう
悔しがって、泣いて、絶望して
立ち止まることではない
そこからどう這い上がるか
それが一番大事だ
物語には、失敗と挑戦がつきもの
ここからやれること、やるべきことに目を向けて
一緒に進んでいこう