No music, no life な僕です
聴くのはもちろん、演奏するのもいいよね
この動画をみて色々と考えることがありました
なぜ私が毎年ミュージカルをやるのか説明!『クリスマスキャロル』チケット買ってね
音楽って続けるのが大変
大学1年の頃、楽器がとても上手で才能もある友人が
「音楽って貴族のアソビだよね」
と言い残し部活を辞めた
そう、音楽をやるにはお金がかかる
というのが当たり前な構造だ
でも、本当にそうなのか
それでいいのか
僕が大学時代所属していたオーケストラは部活だったこともあり、
年間数千万単位でお金が動く団体だった
年二回の定期演奏会には
1日で100万かかるホールを借りて行う
部員は高い部費を払って
高い楽器を買って
高いメンテナンス費を払って
毎週毎週練習に勤しむ
半年近くかけて練習してきた集大成は約2時間
そのために、運営から演奏から先生手配から
何から何まで自分たちでやっていく
当時は何の疑問も抱かなかったけど
これだけやって、なんで入場料が
たったの800円?
プロではないから?
学生だから?
毎年そうだから?
学生はお金がないのに
なぜここまでお金を払うことに寛容だったのか
稼ぐという発想は全くなかった
バイトしてお金を稼いでそれでやっていけばいい
という人が集まる
これは、学生の部活・サークルだけにとどまらず
生活必需品ではない娯楽の業界ではよく起きること
例えば、演劇
40,50代になっても
バイトしながら劇団に所属する人は少なくない
でもそれが当たり前だよね
みたいな空気になっているのはダメだと思う
それでは
発展性も、継続性もない
一部の人だけが楽しめる
コアなファンだけが楽しめる
OBOGの同窓会としてありがたい
それでいい
それがいい
という構造をぶっ壊さない限り
お金を払って楽しむ構造
は変わらない
たぶん
それでいい、という層が多いから
変わらないし、変えるという発想が出てこないのかな?
良い悪いは別の話ね
てか、ビッグバンドとかは稼ぎながらやってるところ多いよね
違いはなんだろう
もしアマチュアオーケストラで構造改革するなら
クラウドファンディングとかいいかも
チケットの販売
練習見学や楽器体験
アンサンブルの出張演奏
選曲の権利
グッズ作って販売
OBOG向けの同窓会券
のように、体験や所属感を商品化できる
そうしたら
楽器を演奏したことがない人が興味を持ったり
やってみたい人にとって敷居が低くなったり
応援してくれる人が出てきたり
すると思う
歴史が長い団体なら、
協力してくれるOBOGが出てくるかもしれない
お金を払って楽しみを買う
から
応援してくれる人を巻き込みながら
ついでに
せめてトントンになるくらお金も稼ぎながら
音楽を続けていける
そういう音楽のあり方に
今後変わっていったら面白いよな