◆10月5日(水)ボストンに到着
10時にシカゴのオヘア空港を出発しボストンへ向かいます。アメリカで国内線に乗るのは初めてということでやや緊張しました。今回利用したのはアメリカン航空。
アメリカで荷物を積みこむと扱いの雑さから荷物の中身が破損する可能性があると思っているので(以前、機内から荷物を放り投げて出す動画を見てしまった)、今回は無理やり荷物をトートバッグに押し込み機内に持ち込みます。
アメリカン航空の利用は初めてだったのですが、機内では飲み物とお菓子のサービスがあって驚きました。こっちに来る際使ったエア・カナダ同様、移動のみでサービスなしだと思っていました。
約3時間のフライトを終え無事ボストンに到着。空港からダウンタウンのサウス・ステーションまでシルバーラインの無料バスが出ているので利用し、14時にはホステルにチェックインすることが出来ました。この旅行で一番料金が高いホステルなのでどんなものかと期待していましたが、期待通り清潔で広く立地的にもなかなか良さげです。一日観光してわかったことなのですが、思っていたより観光客だらけで、どうりでどのホテルも宿泊代が高いわけだと納得でした。
チェックイン後、フリーダムトレイル(Freedom Trail)という観光名所を巡る有名な道を散歩しました。歩道の真ん中を走る赤い道筋に沿って歩くことで市内の主要観光地16箇所※を回ることができます。全長4kmほどです。
スタート地点。
※主要観光地16箇所
- ボストンコモン
- マサチューセッツ州会議事堂
- パークストリート教会
- グラナリー墓地
- キングス・チャペル
- キングス・チャペル墓地
- ベンジャミン・フランクリンの銅像
- オールドコーナー書店
- オールドサウス集会場
- 旧マサチューセッツ州会議事堂
- ボストン虐殺地跡
- ファニエル・ホールとクインシー・マーケット
- ポール・リビアの家
- オールドノース教会
- コンスティテューション号
- バンカーヒル記念塔
ボストンの街の雰囲気はシカゴのダウンタウン郊外に少し似ています。レンガ造りの家が立ち並ぶヨーロッパ調の風景です。
公園には野生のリスが大量にいます。リスといっても日本で飼育されるシマリスではなく、もっと大きくていかついタイプ。かわいいんですけど、いい加減見慣れてきました。こちらの人たちも全く気にしていないので日本の野良猫的なポジションかもしれません。
公園を通り抜けます。
マサチューセッツ州会議事堂(Massachusetts State House)
フリーダムトレイル看板
時計台
分かれ道
ストリートパフォーマンス
ピアノもサックスも歌も上手いイケメン少年
街灯
オイスターバーが並ぶ通り
教会
歩いて一時間くらい
墓石
フリーダムトレイル終点
終点のバンカーヒル記念塔(Bunker Hill Monument)に到着したのは17時頃。ボストンの街はそんなに大きくない上、観光名所が市内に集まっているので一日でたくさんの場所を回ることが出来ます。至るところに銅像や石像があるので友達と来て面白い写真を撮るのも楽しいかもしれません。
上の写真の中にもあるように、道中黒人のお兄さんたちがストリートパフォーマンスをしていました。アクロバットなダンスパフォーマンス。観客もノリがよく、なかなかの盛り上がりです。
ある程度人が集まったところで一列に並んだ人たちをジャンプで飛び越えるパフォーマンスに「アジア人も必要だから来てくれ」と引っ張りだされ参加。「全ての人種が参加して初めてこのパフォーマンスが成功するんだぜイェア」と言っていました。
ストリートパフォーマンスって基本お金を集めるためのものですが、金額は観客に委ねながらも「このくらいは出せるよね」とプライドをくすぐって誘導したり、ここぞという盛り上がり直前で集金を開始したりなど、観客からお金を集める話術やタイミングが絶妙で商法的でした。(追記)同じようなパフォーマンスをロサンゼルスとニューヨーク、ワシントンD.C.でも見たので、もしかするとそういうコミュニティがあったりするのかもしれません。
その近くでは少年がピアノ(シンセ)の弾き語りをしていました。たぶん中学生くらいなんですが、まあこれが上手。ビリー・ジョエルのピアノマンを歌っていました。ピアノだけじゃなくサックスまで。才能がすごい。
そのあとはホステルに戻りゆっくり休みました。明日はボストン美術館に行く予定です。お楽しみに。
それでは今日はこの辺で。
シカゴ3日目はこちら: