こんにちは。
Vancouverは雨です。雨が多いので地元民はRaincouverと言ったりします。豆知識でした。
今日は教育について考えたことお話しします。
さて、質問です。僕らは何のために勉強するのでしょう?
哲学ですねえ。答えは人それぞれなので正解はありません。大事なのは考えることです。2,3分真剣に考えてみてください。
~2分経過~
そろそろ考えはまとまりましたか?それでは僕の考えです。ズバリ!
目的を達成するため
これにつきると思っています。
じゃあ目的がない人はどうするか。勉強しながら見つけれるしかありません。小さいことから始めればよくて、例えばやりたいことや興味があることをネットとか本を通して見つけて、それについて調べるでもいい。今はそこら中に情報が転がってますから。
そこで大事なのはプロセスから逆算すること。必要だからやるんです。
じゃあ僕らは、必要なものは何かを考えて勉強してきました?
少なくとも僕はしてません。鼻水を垂れ流しながら、ただひたすらテストで100点をとるために机でペンをカリカリカリカリ動かしていました。こういう人って僕以外にもいると思うんですよね。これがどいうい状況なのか。どれくらい危険な状態なのか。考えたことはありますか?
問題なのは以下の2点、
①思考が停止している点
②目的と方法が逆転している点
具体的に説明します。
①思考停止がなぜ危険なのか
当たり前のように僕らは答えのある問題をこなしてきました。小学生の時から、それはもう膨大に。だけど必要なのは答えのない問いに対して、最善の答えは何かを考えることだと思うんです。もちろん前提として知識は必要ですが、その知識をどう使うかという知恵の使い方を学ぶ必要があります。
脳を雑巾のように絞って絞って思考することが大事なんです。例えば
▼理想的なデートを考えなさい▼
この問い。答えなんてないですよね。だって人によって条件が違うんだから(笑)
でもこれをそう言って一蹴せず、真剣に考えて話し合ったらきっと面白い。歳が上がるにしたがって深く考えられるようになると思うんです。
例えば、男女の年齢はどうか、住んでる場所、両親はどんな人、兄弟はいるのか、性格はどうか、など。設定に沿って、じゃあここに行くのがいい、ここに行きそう、あそこが楽しめる、と考えが進んで、実際に場所を調べてみたりしますよね。きっと。
就活生がこれを見たら「グループ・ディスカッションかよ!」と突っ込みたくなるかもしれませんが、そうなんです。
答えのない問いについて自分なりに考えて、
それを他人と共有して話し合う(議論する)
この過程の中に「思考」が詰まっているんです。
②目的と方法の逆転
多くの人がいつの間にか陥っていると思います。
僕らは目的(目標)があってそれに向けて行動(=方法)をします。当たり前です。だけど、いつの間にか行動すること自体が目的になったり、目的なく行動したりします。誰もが思ったことのあるこの問いがすべてを表しています。
「何のために勉強しているの?????」
これ。必要だからなはずなんです。だけど一般的に、目的を考える前からさせられているのが勉強です。だから勉強しながら見つける必要があります。まずは目先のことでもいいんです。
「テスト80点。んー、やっぱり85点はほしいかな。」
これでいいんです。でも、
「なんでテストで良い点取りたいんだろう、そっか、あの高校に行きたいからだ。じゃあなんであの高校に行きたいんだ?進学率が良いからだ!その先は…」
これはいけません。
なんで。だって逆算してないですよね?
僕が言いたいのはこの過程を慎重に考えようって話。手っ取り早いので簡単に僕の例を。
<目標設定>
将来は英語の教師になりたい
<手段設定>
→教員免許が必要→必要な学力をつけないと→大学は英語を専攻する→学力の高い大学の方が設備が整ってるから勉強しよう→環境選びが大事だから高校は進学校にいこう→今きちんと勉強しよう(自分は中学生の設定)
こんな感じ。ぼんやりでも先を見据えておくことは絶対大事。その上で今やるべきことに一生懸命取り組むといいのではないでしょうか。
さて、最初の問いと僕の考え
「僕らは何のために勉強するのか」それは「目的を達成するため」です。
目的までの途中にある要所要所の大事なポイントが目標なので、時々立ち止まりながら自分の人生についてじっくり考えていきましょう!